- 単行本: 144ページ
- 出版社: 偕成社 (1986/12)
- ISBN-10: 4036341502
- ISBN-13: 978-4036341504
- 発売日: 1986/12
ショッキングなタイトルです。
「なぜ?」と思うのは、自分より
子供の方が大きいのではないでしょうか?
ある意味では、子供も離婚を経験しているのです。
この本は、
両親の離婚を見てきた子供たちへの
インタビューを集めています。
子供たちの生の声は、
離婚をしていても、
これから離婚する方にとっても貴重な意見でしょう。
海外の事例のためかもしれませんが、
子供は比較的冷静です。
両親の離婚を早くに受け止め、
自分なりの解決方法を模索しています。
でも、ほとんど全ての子供たちは
不安や怒り、どうしようもないほどの感情の高まりを
感じています。一言でいえば、ストレスかもしれませんが、
子供たちには、どう対処して良いのか分からないのです。
高学年のお子さんや思春期のお子さんを持つ方には、
とても参考になる本です。
成長過程でおきうるストレスに拍車をかけるように、
離婚時の経験は影響を与えるのですから。