- 単行本: 173ページ
- 出版社: 文溪堂 (1997/07)
- ISBN-10: 4894231468
- ISBN-13: 978-4894231467
- 発売日: 1997/07
離婚したことを子供に伝えていなかったのでしょう。
お母さんとしては、言いだせなかったのかもしれません。
本当に子供に離婚を伝えるのはムズカシイですよね。
主人公は4人の子供たち。
夏休みを前にして、1人の子供の父親に会いにいく計画を立てます。
お母さんは、父親を「行方不明」としていましたが、
居場所を子供にバレてしまったのです。
憤慨する子供と、父親に会わせてあげないと可哀そうと
奮起する友人たち。
4人の子供は、東京まで冒険の旅にでます。
実際に会った時には、どうなるのでしょう…
会いに行かれたお母さんは、どんな気持ちなのでしょうか。
小学校高学年なら、きっとわかる内容です。
離婚し、子供を持つ親としては
別れた相手のところにナイショで会いに行くなんて
すこしゾッとします。
親の立場から、読んでみると
思春期の子供の気持ちが、わかると思います。